アトピーの方や、アトピーのお子さんを持つご家族の方は、なんとかしたいと色々なものを試しますよね。
口コミなんかであれがいい、これがいい、って聞くととにかく試しちゃう方もたくさんいると思います。
それで合えばラッキーですし、でも逆に悪化してしまい散々な目にあうこともあります。
そんないいのか悪いのかでよく論争されるのが「ホホバオイル」です。
アトピーで色々探してたどり着いた人も多いと思います。
けれど、その効果が賛否両論。良かったという人もいれば悪化して最悪だったという人もいます。
実際のところはどっちなのでしょうか?
ホホバオイルとは
まず、ホホバオイルとはなんなのでしょうか。
ホホバオイルはその名の通り、ホホバという植物の実や種子から抽出されるオイルのことです。
カリフォルニアやメキシコなど砂漠地帯に生息しています。
暑さに強く砂漠の過酷な環境でも水分を保って生きられるタフな植物なのです。
昔からアメリカやメキシコの先住民族たちはこのホホバオイルを採取して、日焼けや紫外線で傷んだ髪につけていたといいます。古くからその効能は知られていたんですね。
酸化しにくく、ほぼ永久的に腐らないという性質から、現代では人工心臓の潤滑油に使われるほど信頼性の高いオイルです。
このことからもわかるように、ホホバオイルはあらゆる肌質の人にも合う理想的な美容液・保湿液と言われています。
世界一安全なオイルとまで言われているのです。
これだけ聞くと、アトピーにも良さそうに聞こえますよね。
どんな肌の人でも合うと言うんですから。ところが、そうじゃないのです。
アトピーとホホバオイル
合う人と合わない人がいるホホバオイル。その差は何なのでしょうか。
ホホバオイルは植物性です。植物が原料です。そう、植物にアレルギーがある場合があるんです。
スギやヒノキやブタクサの様にメジャーではありませんが、ホホバのアレルギーもあります。
アトピーの人は肌が弱っている状態です。
肌に負担をかけないホホバオイルでもアレルギー反応が出てしまい、痒くなってしまう事があるのです。
植物にアレルギーを持っている人は注意が必要です。
そしてもう1つ。ホホバオイルには抗炎症作用はありません。
つまり、アトピーで痒くて仕方のない状態の肌、特にぐじゅぐじゅになっている状態の肌に塗っても効果がないということです。
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むしろ色々なものに反応して状態の悪いところに塗れば、またなんか来た!と肌が過剰反応して余計に痒くなってしまうことがあるのです。
ホホバオイルは薬ではありません。薬のように塗っても効果は出ないということです。
ホホバオイルの種類
それ以外にも、ホホバオイルの種類によっても効果が違うようです。
ホホバオイルには2種類あって、精製されているものとされていないものです。
ドラッグストアなどで安価で売られているのは精製されているものです。
透明なホホバオイルは全て精製されているものと思って間違いありません。
精製されると不純物が取り除かれて肌にいいイメージがありますが、ホホバオイルに本来含まれている良い成分も全部取り除かれちゃいますので、アトピーに関しては効果はあまり期待できなくなります。
それどころか悪化してしまうケースも多数報告されていますので、アトピーで使うならば未精製のホホバオイルを使いましょう。
効果的な使い方
では、最終的にどういうホホバオイルをどのように使うと一番効果的なのでしょうか。
まずは清潔な状態の肌に塗ることです。
お風呂上がりが一番いいでしょう。
また、外出前に塗るのも良さそうです。
塗るときはたっぷりめに塗りましょう。
ホホバオイルが乾燥や雑菌を防いでくれます。
未精製のいいホホバオイルはサラッとしていてあまりべたつきません。夏場でも気にせず使うことが出来ます。
外出時も肌の乾燥が気になるときはぜひホホバオイルを塗りましょう。
患部がひどく汚れた状態じゃなければ特に洗わずに塗って大丈夫です。
使うホホバオイルは未精製の出来ればオーガニックのものがいいです。
ちょっと値段は高くなりますが、安いものを使って悪化するよりはよっぽどいいと思います。
まとめ
ホホバオイルは、肌に優しい多くの人が使うことができるオイルです。
ただ、どんなホホバオイルをどうやって使えば良いのか理解のないまま使えば良くなるどころか悪化してしまいます。
アトピーでホホバオイルの使用を考えている人は、ぜひとも肌に本当にいいホホバオイルを使ってください。
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