痒みの強い慢性の湿疹等の症状を伴うアトピー性皮膚炎は成人したら軽減する場合もあります。しかし、大人になってから再発、発症してしまうという方も少なくは無いようです。
アトピーの原因はアレルゲンだったり皮膚のバリア機能の低下だったり…ストレスだったりと様々あるようです。
そして、大人になってからアトピー性皮膚炎を発症する人は親元から独立をしから起こったという人が多いようです。
独立という事は一人暮らし、という事ですよね?さて、一人で暮らすとなると一番変わり易い生活習慣は何でしょう?掃除?時間配分?それも大事ですが…自分の口に入る物。そう食生活です。実家暮らし時から変わらない人も少なくは無いと思います。ですが、食生活が変わる方も多いと思います。
では、何故食事がアトピー発症に繋がるのか?ではどうすれば良いのか?というのと一緒に見て行きましょう!!少しでもヒントに繋げることのお手伝いが出来れば幸いです。
避けるべき成分と取るべき栄養って何?
アトピーを発症してしまった場合、避けるべき食品は、大体想像つきますよね?明らかに身体に良くないとされるインスタント食品等の添加物や品質保存剤、着色料といった人工的な成分の多い食品。
これらは摂取した際、消化に大量のエネルギーを使ってしまうそうです。結果的に身体が弱り、免疫力が低下しやすくなってしまいアレルギー反応が出易い状態となり、アトピーを引き起こす事になってしまいます。
まず、アトピーやアレルギー関係なくインスタントは即席の食事で十分は栄養を取る事は難しい訳ですし、身体にも良くないので出来れば避けた方が良いですね。美味しいですがね…
他に避けるべき食品も分かる物や意外な物がありました。
牛乳、卵、ナッツ類、チョコレート、魚介類、牛肉、豚肉、羊肉、そば、豆類、オレンジ、バナナ、イチゴ等が上がります。
「野菜以外食べるなと!?」と思ってしまうかも知れませんがアクマで避けるべき食品ですし、人によって体質が違います。
食べた後に痒みや炎症等の症状が出たら暫くはその食品を避けたほうが良いですね。そして、以前は食べても平気だった食品でも、その時の体調によって症状が出てしまう場合もありますので注意が必要です。
アトピーに限らず動物性の食品はアレルギーを引き起こし易いといいます。実際にアレルギー等が増えたのは戦後の食の欧米化が進んだ為…という話も聞いた事があります。
かといって、今の食生活がいけないという訳ではありません。調理法の幅が広がったお陰で普通では好き嫌いで食べてくれないような食品も調理法によって食べられる!!という事も増えていますので…。気をつけるべきはその食品を食べ過ぎないという事だと思います。
そして積極的に摂取すべき食品は緑黄色野菜、玄米等の雑穀類、海藻等のビタミンやミネラルを多く含んだ食品です。
油もサラダ油よりもオリーブオイルや胡麻油等が良いと言われています。
アトピーは消化器官が弱い、免疫力が低い方がなりやすいそうなのでタンパク質や鉄分、乳酸菌、酵素等の栄養素も積極的に摂取しましょう。
何かエッセイ漫画等でとりあえず納豆食べておけば大丈夫というのを読んだ事がありますが、納豆は、タンパク質は勿論、ビタミンkや血糖値の上昇を防いだりするので間違ってはいないんだと思います
必要な栄養素をバランスよく調理出来るのはご存知の…
避けるべき食品や取るべき食品が分かっても、もっと重要な事がありますね。取るべき食品はどう調理するか??ですね。
緑黄色野菜が良くてもそれを油にドボンする素揚げは良いとは思えませんし…。かといって生のサラダをひたすらというのも消化器官に負担では無いか…とおもいますし。
まず、脂質を多く取りすぎず熱もちゃんと入れるような調理法…
日本人に一番身近な料理、「和食」は焼き物、煮物、蒸し物中心で更に積極的に摂取すべき栄養素をバランスよく料理できます。
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味噌汁は腸内バランスを整える事に有効な「酵素」や「乳酸菌」が多く含まれています。インスタントは避けて、出来ればダシも加工した物でなく昆布や鰹節で取った方が良いです。具材はタンパク質や栄養が豊富な豆腐や海藻である若布だけでも十分です。
酵素は沸騰した水で壊れるらしいので沸騰しているときに味噌を入れてはいけません。
というか沸騰している状態で味噌を入れてもちゃんと混ぜられませんので一旦火を止めてから味噌を溶いて下さいね
アトピーは消化器官の低下で引き起こる場合があるので腸内を整えるのが良いわけですので「乳酸菌」を含む食品という事で漬物も良いようです。
本格的なぬか漬け等でなくても好きな野菜(ニンジンやセロリ等)を一口大に切ってポリ袋やビニール袋に味噌と一緒に入れておくだけでも半日~位から食べられる味噌漬けが出来ます。
ご飯も白米よりビタミンや食物繊維が豊富な玄米や雑穀に変えるだけでも十分らしいです。
煮物は緑黄色野菜である人参や栄養が豊富な根菜類、食物繊維が豊富なキノコ等を一つの料理に出来る上に煮込む事で水分も出せるので量も凝縮出来ます。
煮込むので鶏肉等を入れても余分な油も出せるので良い料理だと思います。煮物は難しいと言いますが、まずゴボウやレンコンを水にさらして灰汁抜きをしておく、野菜に火が通ってからから調味料を入れる等、気をつければ良いと思います。
まず料理の本を見ながら挑戦してみると良いと思います。
味噌と並び、日本の代表的な調味料の醤油も乳酸菌が豊富ですし殺菌作用がありますので良い調味料です。
胡麻もビタミンが豊富ですので同じく摂取すべき食品であるほうれん草(緑黄色野菜)のお浸しを磨り潰した胡麻と合えた胡麻和えに出来たりします。
私は元々和食よりの食生活なので3食和食でも大して苦は無い人間ですが、人によっては辛いという方もいらっしゃると思います。ですから、まず一食は和食中心にしてみてはいかがでしょうか?
残りの2食は避けるべき食品や油の取りすぎに注意しながら洋食、中華好きな料理にしても大丈夫だと思いますし。食卓に並べる料理の種類を数品必ず和食を入れる等々の工夫でも良いと思います。
そして、良い食品でもそれだけをひたすら食べるという食べ方はいけません。色々な栄養を少しずつ沢山取るようにしてください。
外食でもルールを決めて!悪化させない心がけを
さて、外食をする際もハメを外さずルールを決めていかないとアトピーを悪化させる事になりますね。
まず、外食となると揚げ物や油を多く使う物が多いように見えます。そういう場合でも食べ過ぎない、お酒も呑みすぎない等のルールは必要だと思います。
体調管理はご自身で行わなくてはいけません。アトピーを発症させてしまった場合に治したいのであれば最低限ご自身も治す為の努力をしなくてはいけません。
居酒屋でしたら意外と焼き物やお浸し、煮物の料理を提供しているお店が多いと思います。一緒に行く方にも説明をして誘惑に負けないようにして下さい。
アトピー治療は食事から!?積極的に取るべき栄養は何??まとめ
・成人後もアトピーを発症・再発をさせる場合がある
・成人からの発症は食生活の変化が多く関係する
・インスタント食品や加工食品等の人口食品は良くない
・動物性の食品もあまり良くないが体調をみて
・和食は必要な栄養をバランスよく取れる
・外食もハメを外さずルールを決めて
アトピーに限らず健康には食事は深く関わるものですね。
身体に良いからと言ってもそればかり取るのは良くありませんし、
避けるべき物でも頑なに取らずストレスを溜めてもいけないと思いますので体調に相談しながら程ほどに…と、いうのが良いと思います。
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