オシャレは指先から、なんて言葉があるくらい、ネイルは女性たちにとってかかせないおしゃれの一つです。
特に今の時期は、サンダルやオープントゥシューズなどでペディキュアを見せる機会も多いですし、ネイルはすっかりファッションの一部として定着しています。
ですがその一方で、じわじわとネイルによるアレルギーの症状を持つ女性が増えていることをご存じですか?
アレルギーが出るのは、すぐ乾いてネイルアートもしやすく、学生から主婦まで大人気のジェルネイル。
意外と知られていないことですが、他のアレルギー症状が出たことのない方でも、安心してはいけません。ある日いきなりジェルネイルアレルギーが発症するなんて怖い話もあります。
ジェルネイルを楽しんでいる人ならぜひ知っていてほしい、ジェルネイルアレルギーの原因と症状、予防策について調べてみました。
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ジェルネイルアレルギーって?
正式名称は『接触性皮膚炎』と言い、髪の毛を染めたときに肌荒れが起きたりするのも、この皮膚炎にあたります。元々肌が弱い人が発症しやすい傾向にあるようですが、ジェルネイルを何度も繰り返しているうちに急に症状が出たという方もいます。
症状が出ると、痛みや痒みと腫れ、それが終わると乾燥したり、人によっては水ぶくれのようなものが出てきたりします。そこから皮が剥けてひび割れたり、ひどい方だとジュクジュクの状態になってしまったりするそうです。
また、このジェルネイルアレルギーの怖い所は、一度なってしまうと完治が難しいというところにあります。
ただの炎症かと思ってしばらくジェルネイルを止めて、治ったと思ってまたジェルネイルを再開した途端に再発した、という方も少なくありません。
なんでジェルネイルでアレルギーが出るの?
ジェルネイルは見た目こそキレイでとても便利なものですが、化学製品をたくさん使って作られています。ジェル、除光液、ジェルを固める際の紫外線ライト、消毒液のエタノールもアレルギーの原因になるのです。
特に原因として考えられるのが、ほとんどのジェルに含まれているHEMA、そしてオフの時に使われるアセトン。
HEMAは、最近流行りのハンドメイドアクセサリーで使われるレジンにも含まれている成分です。レジンアレルギーなんて言葉もあるくらい、アレルゲンとしては有名です。
もう一つのアセトンは、労働安全衛生法で指定された有機溶剤です。ジェルネイルをオフするためには、主に原液が使われています。
本来なら眼鏡、マスク、手袋などを付けて扱うことが推奨されている化学物質ですが、ネイルサロンでお客様の手に触るのに、ネイリストが手袋は出来ないですよね。
アレルギーはコップのようなもの、という説があります。人によって大きさは違うけれど体に原因を入れ続けていればいつか溢れてアレルギーを発症してしまう、というものです。
何も考えずにネイルを繰り返していれば、もしかしたらいつか、あなたも発症してしまうかもしれません。
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アレルギーを回避するには?
一番大切なのは予防することです。
最近はジェルネイルを自宅でされる方も増えていますが、ジェルネイルアレルギーを発症した方の中には家でのジェルネイル用品の扱いが雑、清潔にしていなかったせいでアレルギーになってしまったという方もいます。
ご自宅でジェルネイルをされている方は、
・ジェルははみ出したら必ずすぐに除去する
・使用後の片づけまで手袋を付けて行い、筆やジェル容器をしっかりと洗浄する
・マスクを付けて、換気をしながら行う
まずは以上のことに気を付けましょう。
HEMAが含まれていないジェルも販売されていますので、特にお肌が敏感な方はこちらを選ばれると良いかもしれません。
万が一発症してしまった場合は、すぐに皮膚科へ!一度肌荒れが落ち着くまで、ネイルはお休みしましょう。
他人事じゃない!コワーいジェルネイルアレルギーの症状と予防策 まとめ
ジェルネイルアレルギーとは
1、アレルギー症状による皮膚炎で、痒み、乾燥、水ぶくれ、ひび割れなどの症状が出る
2、ジェルネイルに使われる化学物質や道具によって、アレルギーが引き起こされる
3、一度なってしまったら完治が難しいので、事前の予防がとても大事である
以上が今回調べたことのまとめになります。
ネイルを楽しむ女性によって他人事ではないジェルネイルアレルギー。
ですがジェルネイルアレルギーを持ちながらも、厳しい衛生管理とセルフケアでジェルネイルをし続けている方もいますし、ネイルポリッシュ(マニキュア)に変えてネイルを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
完治させることは難しくても、正しい知識と予防策があれば、上手く付き合っていくことは出来るようです。
まずはこんな怖いアレルギーがあるんだということを、覚えていってくださいね。
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