秋は好きですか?
私は大好きです。
まず、気候が過ごし易いです。
無性に体を動かしたくなります。
紅葉狩りも良いですよね。
スポーツの秋とは良く言ったものです。
また、サンマや栗ご飯など美味しいものがたくさん食べられます。
正に食欲の秋です。
本当に良い季節ですよね。
でも、こんなにも楽しい季節ですが、あなたには心から楽しめない、困った事が有るのではないでしょうか?
何故か「咳き込んでしまう」ことです。
それ、ひょっとしたら花粉症かもしれませんよ?
秋に花粉症?
花粉症と聞けば、「春」に発症すると思い込んでいる人が大多数です。
それだけ、春のスギ花粉のイメージが強過ぎるためです。
でも、実は花粉は1年中飛んでいるんです。
だから、季節を問わず花粉症を発症する可能性が有ります。
例えば、ブタクサやヨモギといったキク科の植物が、夏から秋にかけて、花粉の飛散のピークを迎えます。
特にブタクサは、スギやヒノキに次ぐ花粉症の原因とされております。
そのため、秋に花粉症を引き起こすことは、ある意味当然の事と言えるのですね(涙)
春と秋の花粉症に違いは有るのか?
春の花粉症は、主にスギ花粉が原因とされております。
スギ花粉は、花粉の粒子径が大きいため、鼻粘膜に留まり易い傾向があります。
そのため、下気道への影響は少ないです。
その結果、「鼻水」や「くしゃみ」が主な症例になります。
一方、秋の花粉症は、キク花粉が引き起こします。
キク花粉は、花粉の粒子径が小さいため、気管に入り易い傾向があります。
花粉が気管に入ってしまい、鼻水やくしゃみ以外にも、「咳き込む」という喘息に似た症状を引き起こします。
そのため、秋の花粉症は放っておくと危険とされています。
秋になると咳き込んでしまう場合、単なる風邪ではなく、花粉症の恐れがあります。
是非耳鼻科で診断を受けることをお薦めします。
秋の花粉症の対策について
秋でも花粉症を発症することは理解頂けたと思います。
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では、どういう対策をすれば良いか、それをこれから説明しますね。
対策① 花粉の飛散元に近づかない!
キク科の植物は、河原や公園に多く生息しております。
ジョギングや散歩で、知らず知らずのうちに花粉を吸いこんでいる可能性が有ります。
これらの場所は避けた方が無難です。
対策② マスクは鉄板!
河原や公園を避けることが難しいあなた、ではマスクで予防しましょう!
マスクを着用すると、していない時に比べて鼻に入る花粉の量が、半分くらいになります。
花粉症対策としては、鉄板中の鉄板です。
また、眼鏡も目に入る花粉の量を減らしてくれるので、とても有効です。
出来れば専用の眼鏡をお薦めしますが、普通の眼鏡でも減らすことが出来ます。
普段はコンタクトのあなたも、秋は眼鏡にしてみてはいかがでしょうか?
対策③ 手洗いやうがいも効果有り!
外から帰ったら、まずは手洗いとうがいを徹底して下さい。
家の中に持ち込む花粉の量を減らすことが出来ます。
更に洗顔までやっていただくと、更に効果的です。
対策④ 着用する服に注意する!
ウールの服は、花粉が付着し易いです。
家の中に花粉を持ち込む原因となりますので、この時期の外出時には着用しない方が無難です。
ウールの代わりに、ウインドブレーカーのようなナイロン素材の服の着用をお薦めします。
花粉の付着を抑えることが出来ます。
ただ、多かれ少なかれ衣服には花粉が付着します。
家の中に入る前に、衣服をよく払い、花粉を落としてから家の中に入るようにしましょう!
洗濯物を外に干している場合も、室内に取り込む前に、よく払うことをお薦めします。
とにかく、室内に花粉を持ち込ませない事が大事なんです!
まとめ
- 秋にも花粉症は発症してしまう
- 秋の花粉症は咳き込むという特徴が有る
- 対策はいかに花粉を防ぐか、室内に持ち込ませないかが重要である
残念ながら、秋でも花粉症を発症することが有ります。
でも、対策次第では、発症の可能性を抑えることが出来ます。
是非、万全の対策で秋を満喫して下さいね。
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