毎日誰もが欠かさず食事をすると思いますが、そんな食品がアレルギーの原因となることがあります。

小さいころはアレルギーを持っていたけど治ったという人もいれば、一度発症したアレルギーとは一生付き合わなければいけない人もいらっしゃいますよね。

そんな個人差のある食品のアレルギーには、どういう原因があるのでしょうか？

またアレルギーを改善する方法はあるのでしょうか?

食品によって起こるアレルギーについてそれぞれご紹介したいと思います。

          

食品によって起こるアレルギーの原因とは

 

食品によって起こるアレルギー、つまり食物アレルギーは、乳幼児と成人とで原因は違ってきます。

まず、乳幼児が食物アレルギーになる原因は、腸が未熟なため食べ物が消化できずにそのまま吸収されるため、体が異物として反応してしまうからです。

そのため、体の成長とともにアレルギーじゃなくなることも多いです。

次に成人の食物アレルギーの場合ですが、今まではずっと食べていて大丈夫だったのに突然アレルギーになることがあります。

それは小さいころから軽い食物アレルギーを持っていたか、もしくは何度も食べることによって特定のアレルゲンが体内に蓄積されて突然発症するというものです。

成人の場合、乳幼児とは違って一度発症するとずっとそのままアレルギーのことが多いようです。

もしそれが好物だったらと思うと本当に恐いですね～。

 

アレルギーが出やすい食品とは

 

食品によるアレルギーのうち、多くのアレルゲンとなるのが五大アレルゲンと言われる大豆・米・小麦・卵・牛乳の5つです。

特に卵・乳製品・小麦は乳幼児に多く、乳幼児がなりやすい食物アレルギーのアレルゲンとして大半を占めています。

これらは先ほども申しあげたように成長とともに食べられるようになることが多く、だいたい6歳くらいまでに80％は改善できることが多いそうです。

確かに子どもの時には牛乳や卵のアレルギーの子がちらほら周りにいたものですが、大人になってからはあまり見かけなくなりましたね。

代わりに甲殻類アレルギーや蕎麦アレルギーは大人になってから見かけるようになりました。

実際に成人に多いアレルゲンとして甲殻類や小麦、そして果物などが挙げられるそうです。

果物は花粉症と関係しているものが多いので、花粉症を持っている人は果物でアレルギーが発症する可能性が高いようです。

私はイネ科の花粉症なのですが、イネ科の人はメロンやスイカのアレルギーになりやすいそうです。

確かにメロンは昔から口が痒くなるので、食べられません!

スイカは今のところ大丈夫なのですが、食べられなくなったらちょっとショックですね。

 

食品によってアレルギーを発症させないためには

 

乳幼児の食物アレルギーは腸が未熟なため起こるので発症を防ぐというよりは、成長し食べられるときを待ちましょう。

問題は大人になってからの食物アレルギーですね。

大人になってからの食物アレルギーは繰り返し同じものを食べることで発症するので、同じものを食べすぎないようにすることです。

毎日特定の食べ物を食べていたり、食事が偏っていたりすると食物アレルギーになりやすいです。

また、ストレスを溜めないことも大切です。

ストレスが溜まることによって免疫やホルモンバランスが崩れると体調が悪くなりアレルギーも発症しやすくなります。

バランスの良い食生活で、適度にストレスを発散させることがアレルギーを発症させないポイントですね。

 

食物アレルギーの治療方法についての動画があったのでご紹介しますね。

【食物アレルギー注目の治療法で治る!】

 

では最後に食品によって起こるアレルギーについてまとめていきたいと思います。

 

食品によって起こるアレルギーの原因とは?どうしてアレルギーが起こるの?　まとめ

 

食品によって起こるアレルギーの原因

・乳幼児は腸が未熟で食べ物が消化できないので異物として認識されてしまうため

・成人は軽い食物アレルギーを持っていたか、繰り返し同じものを食べすぎたため

アレルギーが出やすい食品とは

・乳幼児は卵・乳製品・小麦が多く、成人は甲殻類・小麦・果物が多い

食品によってアレルギーを発症させないためには

・乳幼児は成長とともに体が発達するのを待つ

・成人はバランスの良い食事と適度にストレスを発散させること

 

食品によって起こるアレルギーは、乳幼児と成人とで原因から全て全然違うものでしたね。

私の友達の子どもにアレルギー持ちの子が結構多いのですが、成長とともに改善されるということを知って安心しました。

大人のアレルギーは治らないイメージがあったので、子どももそうなのかな?なんて思っていたので、はっきり分かって本当良かったです。

しかし、今まで食品によってアレルギーがなかったとしても、もしかしたら突然なるかもしれないので、今まで通り食べたいものを食べるためにも同じ食品を繰り返し食べないように注意したいですね。

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