肌が乾燥しやすい季節ですね。

乾燥肌で悩んでいる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

既に肌に疾患を抱えている方は特にそうかもしれません。

 

肌の疾患でぱっと思いつくとしたらなんでしょうか?

わたしはアトピー性皮膚炎なのですが、性質上、肌のケアが大変ですよね。

 

肌に潤いを与える筆頭としてセラミドっていう成分がありますが、今回はそのセラミドとはなんなのか、アトピーってなに、セラミドとアトピーの関係についてご紹介いたします!

 

セラミドってなんだ?

肌の潤いを保つといわれている成分ですが、まだ研究段階で全容が解明されておりません。

わかりやすくいうと赤ちゃんの肌ってプルプルしてますよね?そう、あれです(笑)。

赤ちゃんの肌はセラミドの量が多いのでプルプルしてるんですね。

 

セラミドの具体的な働きに以下にまとめます。

 

・細胞間脂質の主成分(50%占めてます)

・角質で水分をはさむことで高い保湿力を発揮する

・肌を守るための機能を維持するために必要な主成分

 

研究段階とはいえ、肌に重要な成分であることはわかりますね。

 

アトピーってなんだ?

アトピー、いわゆるアトピー性皮膚炎のことなのですが、かゆみのある湿疹が全身のいろいろのところに発症する皮膚炎のことです。

 

アトピー性皮膚炎は先天性のアレルギー体質と因果関係があるとされてますが、残念ながら治療法は確立されてません。一定期間よくなったり、突然悪化したりを繰り返すこともこの皮膚炎の特徴です。

 

そのため、完治する方法はなく、症状がでないように抑制する方法しかないのが現状です。

 

アトピーの症状ってどんなの?

アトピー性皮膚炎の症状は具体的に以下になります。

 

・乾燥

・鱗屑(りんせつ)

・紅斑(こうはん)

・丘疹(きゅうしん)

・痂皮(かひ)

・びらん

・苔癬化(たいせんか)

 

乾燥は読んだ通り、皮膚が乾燥し潤いがない状態のことですね。

鱗屑(りんせつ)は、あまり聞きなじみのない症状ですが、頭を掻いたときにフケが落ちますよね?そのフケのようなものが落ちる状態のことを指します。

 

紅斑(こうはん)は、アトピー性皮膚炎に方を見ると赤くなっている方が多くみられますが、そのことです。

赤くはれている症状のことをさします。

 

丘疹(きゅうしん)は、遠目で見ると皮膚がブツブツした症状ですが、1つ1つは皮膚が小さく丸形に盛り上がった状況のことをさします。

 

痂皮(かひ)ですが、これはアトピー性皮膚炎の症状からかゆみを伴うものですので、ある種しかたがないのですが、掻いた後にできたかさぶたのことですね。

 

びらんは、皮膚がただれた状態のことをさします。

最後に苔癬化(たいせんか)ですが、皮膚ってむくと新しい皮膚が生成されますよね?人間の体ってよくできてるんですけど、アトピー性皮膚炎の方がかゆみで皮膚を掻くと当然、その書いた部分から皮膚がはげ落ちますので、そのはげ落ちた部分が硬質化することです。厚く、そして硬くなるってことですね。

 

アトピーってなんでなるの?

アトピー性皮膚炎の原因ですが、残念ですが、はっきりわかってませんね。

今のところ、遺伝によるところが大きいというのがあるにはあるのですが、後天的に食生活、日本の場合、食生活が欧米化してますから、それが原因の場合もありますし、ダニやハウスダストといった自分が滞在する場所、いわゆる環境が原因の場合もあります。

 

このように、未だ治療法が確立されていない皮膚疾患、それがアトピー性皮膚炎なのです。

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セラミドとアトピーの関係

さて、お待たせしました。

セラミドとアトピーの関係ですが、アトピー性皮膚炎の方は本来持っている保湿力や肌を守る機能が通常の方より著しく低いということがわかっています。

 

あわせて肌を守る機能を維持するための必要な主成分であるセラミドが減少しているということもわかってきました。

 

アトピー性皮膚炎は保湿力と肌を守る機能が低いため、内服薬での治療、外用薬による炎症の緩和も重要ですが、スキンケアも同じくらい重要とされてます。

 

 

厚生労働省研究班 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」 にも保湿剤などといったスキンケアが重要性も明記されてます。

 

厚生労働省研究班 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/atopicdermatitis_guideline.pdf

 

セラミドってアトピーに効くの?

前述でアトピー性皮膚炎はスキンケアも重要であると記載いたしましたが、特にセラミドは保湿力といった点で、非常に重要な成分であることはここまで読み進めていただいた方はわかっているはずです。

 

そこでセラミドが配合された化粧品が各社から発売されてますが、セラミドの性質上(脂質)、水分量が多い美容液や保湿クリームにセラミドを配合するのが一番適していますので美容液または保湿クリームを使いましょう。

 

最近では値段が安くても高品質な製品は多くなってきましたが、セラミド配合の美容液、保湿クリームに関しては、安かろう悪かろうですので、高品質なセラミド配合美容液、保湿クリームであれば必然的に高価になりますが、乾燥の症状しかみられない比較的軽いアトピー性皮膚炎であれば、セラミドを補給するだけでも十分な効果がえられるはずです。

 

ただ中程度や重症のアトピー性皮膚炎の場合、セラミドだけではかゆみや炎症は収まりませんからステロイドなどの塗り薬での治療になります。

 

そうなると外用薬からのセラミド補給ができなくなりますから、その場合は以下のセラミド配合のサプリメントがおすすめです。

 

資生堂 飲む肌ケア

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こんにゃくセラミドといわれるものですが、こんにゃくに含まれる植物性グルコシルセラミドのことですね。

このグルコシルセラミドは人間の肌に存在し、保湿力を保つために欠かせない成分です。

 

このグルコシルセラミドを補うとアトピー性皮膚炎のほか、角化症(皮膚が硬くなってします病気)を緩和する効果があります。

 

また良質なセラミドが配合されていると口コミで評判の以下「ピュアセラミド」もおすすめですね。

 

ピュアセラミド

ダイセル こんにゃくセラミド ピュアセラミド1800 90粒入

 

効果は、資生堂 飲む肌ケアの説明に記載した通りです。

興味のある方は資生堂 飲む肌ケア、ピュアセラミドどちらもおすすめですので、ご検討ください(初めての人は値段的に飲む肌ケアかなぁ)

 

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まとめ

んー今回はセラミドとアトピー性皮膚炎の関係について紹介したわけですが、正直いうとわたしはアトピー性皮膚炎ではないのですが、昔から肌は弱いことは弱いんですよね。

 

今でこそ、かぶれや湿疹、ニキビはなくなりましたが、まぁ弱かったですよ。いろんな薬使いましたね。洗顔、美容液、保湿クリームはもちろん、ステロイドの塗り薬等々、若い時って、色々気になりますからね。

 

気にするあまり洗顔しすぎて、逆に乾燥肌になってしまったり、その乾燥肌から派生してかゆみや炎症を起こして皮膚科直行(笑)。散々でしたね(笑)

 

このように、アトピー性皮膚炎の方ほどではないですが、スキンケアには時間もお金もかかる、精神的にも疲れるというのはこんなわたしでさえ、感じてますし、今、アトピー性皮膚炎の方の精神的疲労は相当なものだろうと思います。

 

徐々にではありますが、アトピー性皮膚炎を完治するための研究も進んでいるようなので、いち早く完治できることを切に願いますね。

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