大人になると日常的にお酒を飲む機会が増えますよね。
そんなお酒に含まれるアルコールによってアレルギー症状が出ることがあるってご存知ですか?
そんな私もアルコールアレルギーのため、お酒を飲むことのできない一人です。
自分がアルコールアレルギーかどうか分からない人も多いと思うので、症状やアルコールアレルギーになりやすいタイプについてご紹介したいと思います。
アルコールアレルギーとは
アルコールを摂取すること体内で作られるアセトアルデヒドという物質があるのですが、そのアセトアルデヒドはALDHという酵素によって体内で分解されます。
しかし、生まれつきその酵素の働きが悪い人がいます。
酵素の働きが悪いと分解できなかったアセトアルデヒドが蓄積して顔が赤くなったり悪酔いしたりするわけです。
日本人の約40%はこの酵素の働きが悪く、5%は全く働かないそうです。
そして分解できなかったアセトアルデヒドが脂肪細胞を刺激して痒みを引き起こすヒスタミンという物質を出すため、アレルギーが起こると考えられています。
アルコールに弱い人は要注意ということですね。
しかし、日本人の45%は酵素の働きが弱いか働かないなんて、世の中お酒に強い人ばかりではないということですね。
そんな酵素の働きが弱いと起こってしまうアルコールアレルギーですが、具体的には一体どんな症状が出るのでしょうか?
アルコールアレルギーの症状
・皮膚が赤くなる
・痒みやじんましんが出る
・腹痛や下痢が出る
・咳や呼吸困難を起こすことがある
上記のような症状が考えられます。
また、お酒以外にも、アルコールを含むお菓子やジュースなどでも症状を起こす人もいます。
さらに病院で注射を受ける際のアルコールや、化粧品に含まれるアルコールによって反応を起こす人もいます。
私も病院で注射や点滴を受けるときにアルコール消毒してもらうと赤く腫れてしまってその日一日痒くなってしまいます。
化粧品に含まれるアルコールによっても痒みやじんましんをおこしてしまうので、いつもノンアルコールのタイプの化粧品を使うようにしています。
ちょっとしたものにもアルコールはよく使われているので、アルコールアレルギーの人は気を付けないといけませんね。
私は少し触ったくらいなら大丈夫なのですが、知り合いのひどいアルコールアレルギーの人は気化したアルコールにも反応するらしく、除菌用のスプレーなどうっかり近くで使われたら咳が出て苦しいと言っていました。
気化したアルコールを吸い込むと呼吸困難になる人もいるので、身近にアルコールアレルギーの人がいる人は十分気を付けたいですね。
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もしかしたら自分はアルコールアレルギーかもしれないと疑問がある人には自宅で簡単にアルコールアレルギーかどうか調べる方法があるのでご紹介したいと思います。
アルコールアレルギーかどうかの見分け方
アルコールアレルギーかどうかを調べるためには、アルコールに含まれるアセトアルデヒドを分解する酵素が少ないかどうか調べます。
方法は簡単なので、ご自宅でもしていただけますよ。
≪準備するもの≫
・パッチテスト用絆創膏もしくは脱脂綿+絆創膏
・消毒用エタノール
・時計
≪手順≫
- 絆創膏の中のガーゼ(もしくは脱脂綿)に消毒用のエタノールを3~4滴しみ込ませる
- 上腕内側の皮膚の柔らかいところにそれを貼って7分待つ
- はがして10分待つ
結果として肌が赤くなるようなら、アルコールアレルギーの可能性が非常に高いです。
7分待つまでもなく赤みや痒みが出るようなら、すぐに中断してくださいね。
それでは最後にアルコールアレルギーについてまとめていきたいと思います。
アルコールによってアレルギーが出るって本当?その症状とはどういうもの? まとめ
アルコールアレルギーとはALDHという酵素の働きが悪いか全く働かないため起こる
アルコールアレルギーの症状
・皮膚が赤くなる
・痒みやじんましんが出る
・腹痛や下痢が出る
・咳や呼吸困難を起こすことがある
アルコールアレルギーかどうかは、自宅でできるパッチテストで簡単にすぐ分かる
酵素の働きが弱かったり全く働かなかったりするのは、生まれつきです。
そしてそれは遺伝による可能性が高いので、自分の親がお酒を全く飲めないと自分も飲めない可能性がとても高いです。
私も親が全く飲めないので、きっと遺伝によるものなのでしょうね。
もし自分の親が全く飲めないようならアルコールアレルギーの可能性があるので、良かったら調べてみてくださいね。
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