アトピーは年齢が上がるにつれて良くなる、とは言いますが、なかなかそうはならず、むしろ悪化してしまうことも珍しくありません。

悪化は避けたいですよね。

できるだけのことはしたいと、アトピーの方の誰もが思っていると思います。

肌にいいという化粧水があれば試してみたり、アトピー改善するらしいという食材があれば食べてみたり。

症状を緩和させるために日々情報を探して実践してるという人も多いでしょう。

アトピーを悪化させてしまう要因は様々あるとされますが、その中で「肥満」がその1つと言われているのをご存知ですか?

あまり良いことはない肥満ですが、その影響はアトピーにまで及ぶというのです。

肥満の何が原因になるのでしょうか。

 

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アトピーの発症は体質?

まず、なぜアトピーを発症してしまうのか。

多分、ほとんどの方は乳児期に発症していると思われます。

乳児期以降だとしても、幼少期の発症が半数以上だとされています。

その理由として、アトピー発症の原因の大半が遺伝的要因だからだと言えます。

つまり、親はもちろん、血の繋がった人にアトピー疾患の人がいれば、発症する確率はかなり高いといえます。

また、体内にアレルギーに関わりのある抗体を作りやすい体質である人もアトピーの発症率が普通の人より高くなります。

つまり、アトピーは、そういう要因を最初から持っている人がほとんどであると言えます。

だから、幼い時に発症してしまうんですね。

大人になってから発症する人もいます。

この場合は、元々そういう体質だった場合と、化学物質の増加や行き過ぎた無菌状態などの環境や食生活やストレスなどが原因で発症してしまうケースがあるのです。

そして、大人になってから発症したり、一度子どもの時に良くなってたものが再発した場合、なかなか完治せずに長引いてしまうことが多いそうです。

それは、アトピー体質の場合でもそうじゃない場合でも同じです。

 

 

なぜ大人になってからは治りにくい?

1つは環境を変えにくいということでしょう。

小さい頃でしたら、ご両親がアトピーを良くするために環境を整えてくれたでしょう。

食事に気をつけ、着るものに気をつけ、病院にもこまめに行き、薬だなんだと手間をかけてくれたでしょうし、危険なものには近づかないようにガードもしてくれています。

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ところが、大人になって親元を離れると、そういうことは全部自分一人でやらねばなりません。

実家に居たとしてもいい大人が親に全部おんぶにだっこでフォローしてもらえるわけじゃありません。

自分で環境を整えて対策をする必要があります。

それを怠ってその場しのぎで何かするので、イマイチ治りがよくないのです。

もちろんちゃんとしている人もいます。

けれど、仕事などで睡眠不足になったり、栄養が偏ったり、アレルゲンを回避できない状況にあったり、と変えられない部分があります。

だから大人はアトピーが治りにくいとされているのです。

 

 

肥満はアトピーの元

では、肥満はアトピーとどう関わるのでしょうか。

アメリカの一部の医師たちは、子どものアトピー患者と肥満の関係を調べるために4歳から17歳のアトピーの子ども132人と健康な子ども143人を対象に解析をしました。

その結果、アトピーと肥満は関連していることが報告されました。

つまり、肥満はアトピーの要因になっているというのです。

肥満の場合、内臓の働きが弱ってしまっていることが多く、そのせいで血液がドロドロになりアレルギーに負けやすい体質になりやすくなってしまっています。

特に食品添加物の多い食品を好んで食べていたり、野菜を十分食べていない場合、腸内は乱れ放題になってしまい粘膜が荒れて、アトピーを起こしやすくなってしまうのです。

また、肥満の場合、関節部に汗をかきやすくなっています。

その汗が原因でアトピーの症状が出ることもあります。

実際、ダイエットに成功した人がアトピーの症状が緩和されたという例も存在します。

となれば、やはり肥満がアトピーの原因の1つではないかと考えられるのです。

 

 

まとめ

肥満は百害あって一利なしです。

元々いいものではありません。

他の病気にもなりやすいですし、寿命だって縮めてしまいます。

アトピーは元々持っている体質も絡んでいますので、痩せたら即治るわけではないですが、少なくとも太っている状態ならアトピーにとっても悪い状況であることは間違いありません。

アトピーの悪化と体重の増加が比例しているなら、迷わずダイエットを頑張りましょう。



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